山栗

 

台風の後、茸たちは息を潜めている。
山は生き物　　天候、気温、湿度、土地の保水、日当たり、何の木がその土を支配しているか、などなど…
茸を見つけるのはセンス　　（と、ある方の記事を読み自分の環境に置き換えてみる）


ナルホド　　どんなに山をかけづり廻っても環境が整わない場所には茸はありえない、


師匠の言う　　シロ　　は実に的を得ていて、経験と実績の積み重ねなのである。
イメージ（センスをともなう）しながら、雪解けの春から　シロ　を壊さないように整備をしている、
畑も田んぼも釣りもスポーツもセンスを磨き経験を積み重ねる　　同じだ。


茸は偶然の産物と整備の行き届かない山を歩き回ったが、やはり何も無い、
イメージの無い我武者羅なトレーニングと同じ。


山でクタクタになり、それからイメージをした。

風が強く木がこすれて鳥の鳴き声のように聞こえた、
時折雨粒が音を立てている、
落ち葉の種類
土の湿り気
寒くは無い湿気が纏わり付くように蒸してる、
あれやこれや
目で見る
匂いを嗅ぐ
音を聞く
空気を感じる
土を踏みしめる

獣道を歩いて鹿の足跡を見つけた、
コロコロ糞がある
餌場らしい栗のイガが落ちている場所にさしかかった。

今日は栗拾いでセンスを磨こう！


　　あっ　　…ブログもセンスだ！　　こりゃ　あかん！